ハーフドールもしくはピンクッションドールと呼ばれる19世紀終わりから1930年代ころまでに多く作られた、上半身だけの磁器製のドールです。ピンクッションに作られることが多かったのでコレクター用のドールの本にはピンクッションハーフドールと記載されていることもあります。
他にティーコージー、ランプシェード、白粉入れなどをこのドールを使って当時の女性達はハンドメイドを楽しみました。
このド-ルのように腕を広げているオープンアームタイプのドールは広げていないものと比すると1つのモールドで作れず製作工程が複雑になっていきます。気品のあるお顔に細かな指の先まで非常に良くできていて美しいドールです。型番と思われる数字の刻印とその左側に メーカーズマーク、2本の矢にアルファベットとGの刻印がございます。19世紀末 ドイツのCarl Schneider が使っていた刻印のようです。
サイズ 約7.5㎝(w)×12㎝(h)
状態 左腕上部に5ミリ程度の線のようなキズがございます。他には特筆すべきダメージはございません。ただし経年の感のあるアンティークのお品であることをご了承の上ご購入くださいますようお願いいたします。
*全国送料無料対象商品
スクラッチの部分
丁寧なハンドペイント
指の動きも美しいです。
刻印部分